最近、甲府市北新地区では、イノシシなどの獣が住宅街に出没し、地域の方々の生活が脅かされています。
そこで、当隊が活動している学校林が住宅街に隣接していることから、獣と人が住む場所の緩衝体となるように里山として学校林を整備することで、人と獣の住む場所の距離が適度に保たれて、人も動物も共に安心して暮らせるような地域となるように活動しています。
この活動は持続可能な社会への貢献として、森林ESDやSDGsの取り組みに繋がるものと考えています。
この活動の一環として、学校林を間伐して獣の住む場所を追い込む代わりに、獣の憩いの場所を提供しようと、平成31年11月の活動で、隊員たちが学校林内にビオトープ(水場)と巣箱を設置しました。
北新地区育成会地域の子は地域で育てよう (kitashinkids.com)
そこで、センサーカメラを設置して、生息する動物を観察してみました。
この辺りには水場が少ないため、設置したビオトープには動物たちにとって、貴重な場所となっています。
ヤマガラが卵を産んでいました。